2010年3月8日月曜日

VAIO XにEclipseとGoogle Plugin for Eclipseをインストールする

そもそもVAIO type PをやめてVAIO Xに変えた最大の理由はプログラミングしたくなったから。
もちろん、VAIO Xではゴリゴリとコーディングしまくるみたいな、ガッツリとした開発できるほどのマシンパワーが無いので、
ほんのちょっぴり便利になるようなツールを仕事の合間の昼休みとかに作れれば良いかなー、くらいのつもり。
特に、最近はGoogle App Engine(略してGAE)という無料で使えるWebアプリのホスティングサービス(使いすぎると有料だが)があるので、
Googleの各種サービスと組み合わせれば、ちょっとした開発量でも、
そこそこ便利なものが作れるんじゃなかろうか?

ということで、VAIO XにEclipseGoogle Plugin for Eclipseをインストールするところから始める。
去年の4月くらいにもGAEをちょこっと試した事があるのだが、
当時は開発言語はPythonしかなくて、マルチスレッド化できないのでやる気を失って放置してしまったが、
今やJavaが使えるわ、Eclipse用のPluginがあるわ、良い世の中になったもんですわ。

まず手始めに、JDK 6をダウンロードしてインストールしておく。

次に、Eclipseダウンロード
現在のバージョンは3.5(Galileo)。
ダウンロードサイトには、J2EE開発者向けとか、組み込み系開発者向けとか、C/C++開発者向けみたいに、
最初からPluginがバンドルされてるパッケージが色々あるが、
Webアプリ作るつもりなのでJ2EE開発者向けの
「Eclipse IDE for Java EE Developers」
を選んだ。


ダウンロードしたら、適当なフォルダ配下に展開(C:\Program Filesとか)して、起動してみる。
スプラッシュ画面で30秒くらい待たされた後、起動する。
もっとハイスペックなマシンだったら、もっと短いのかしら?
まあ、最初の起動だけならそんなにイラッとしないかしら。




次に、Google Plugin for Eclipseをインストール。
メニューの[Help]→[Install New Software...]を選択。




「Available Software」の画面で、右上の[Add]ボタンをクリックし、「Add Site」ダイアログでGoogle Pllugin for EclipseのパッケージのURLを[Location]に入力して[OK]ボタンをクリックする。
Eclipse 3.5(Galileo)の場合のURLは以下の通り。
http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.5
※古いバージョンのEclipseを使ってる人は、Google Plugin for Eclipseのインストールガイドに古いバージョンのEclipse用のURLが載っているので参照。




下記3つのPluginにチェックを入れて[Next]ボタンをクリックする。
  • Google Plugin for Eclipse
  • Google App Engine Java SDK
  • Google Web Toolkit SDK



インストールが始まる。
これが結構長く、30分近くかかる。



インストール後、Eclipseを再起動すると完了。




早速、動作確認をしてみる。
まずはツールバーの青いボタンをクリック。




「Create a Web Application Project」で[Project name]や[Package]に適当な名前を入れる。
[Google SDKs]はGoogle Web Toolkit(略してGWT)やGAEの使用有無、バージョンを指定できるが、
今回は動作確認のため両方とも[Use default SDK]にチェックを入れたまま[Finish]ボタンをクリックする。




作成されたプロジェクトフォルダ配下に、コンパイルすれば実行可能なサンプルコードが色々出力されてる。
GWTは、JavaのソースコードからJavaScriptをコンパイルする仕組みなので、早速コンパイルしてみる。
ツールバーの赤いボタンをクリックする。




「Compile」画面にてコンパイルの設定が色々できるが、とりあえず[Compile]ボタンをクリックしてコンパイル開始。




コンパイルにかかった時間は102秒。
ずいぶんかかるなー。
GWTだからというのもあるが、VAIO Xのマシンパワーが貧弱なのがいかんのだろう。
GWT使った開発は厳しいかなー。




コンパイル完了したので、早速実行してみる。
メニューの[Run]→[Run]を選択して実行。
コンソールにサンプルアプリのURLが表示されるので、右クリック→[Copy]してブラウザで表示。




動いた!
[Please enter your name:]と表示されるので、テキストフィールドに適当な名前を入れて、[Send]ボタンをクリックする。




JavaScriptでダイアログが表示される。
この辺はGWTでJavaScriptコードを生成してくれてるらしい。



とりあえず、開発環境はできたので、早速何か作ってみますかねー。

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