2008年5月19日月曜日

若手を枯らす「バイキン上司」が繁殖中!|『うつ』のち、晴れ 鬱からの再生ストーリー|ダイヤモンド・オンライン

「パワハラ上司が原因で若手が鬱になり、退職に追い込まれる」という記事。

パワハラ上司ってそんなにいっぱいいるのかしら?自分は今の会社・お客さん先・前の会社含めて、そんなに多くないという印象。 100人に1~2人くらい。ただ、確かにパワハラ上司はいるし、実際1人いるだけで破壊的に職場の雰囲気を悪くする。

前の会社でジャイアンみたいな部長がいて、気に入った部下は徹底的にかわいがるのだが、一旦へそを曲げると、やることなすことけなして怒鳴ってくる。非常に鬱陶しい。バリバリ仕事して、結果出してる人なら目をつぶらない事も無いのだが、タバコ部屋に入り浸ったり、会社のPCでバックギャモンやってたり、IMで女性の派遣さんに夜のお誘いしてたり。

紹介記事では「何故上司がパワハラを働くのか?」の理由について「上司自身が酬われていないから」という主張をしている。まあ、一理あるのかもしれない。お客さん先の新人研修で「何故上司が部下を褒めないのか、上司に理由をアンケートした結果」の話があったそうで、アンケート結果の第1位は「部下が上司を褒めてくれないから」だったそうな。いじらしいなあ。

でも確かに上司の良いところは尊敬して、それを態度なり行動なりに表した方が良いのだろう。自分自身も気をつけてみよう。

前の会社の上司達も、我々部下に尊敬されたり褒めてもらいたかったのかしら。ちとかわいそうかも。

若手を枯らす「バイキン上司」が繁殖中!|『うつ』のち、晴れ 鬱からの再生ストーリー|ダイヤモンド・オンライン



2008年5月18日日曜日

公共事業をやめて強くなったゼネコン:NBonline(日経ビジネス オンライン)

「付加価値や提案力が生かしづらく価格競争に陥りがちな分野(公共事業)から撤退して、利益率を向上させた」という中堅ゼネコン「矢作建設工業」の紹介記事。
官公庁の公共工事や民間のマンション建設などの大規模工事案件は、通常は競争入札による発注形式が取られる。競争入札になると価格競争に陥りがちになり、受注できたとしても利益率の低いプロジェクトになってしまう。そのため、競争入札による受注ではなく特命で受注を受ける事が利益率向上につながる。
特命で受注を受けるためには、建設業者の設計力や提案力がものを言う。しかし、公共工事案件は官公庁と契約した別の設計業者がすでに設計を行っており、建設業者側には設計力・提案力を発揮する余地は無いらしい。
そこで、矢作建設工業がとった戦略は以下の通り。
  • 設計業務の人員増強による設計力強化
  • 設計力・提案力が生かせない公共事業から撤退し、民間事業や自前の不動産開発へのシフト
この戦略転換により、矢作建設工業の営業利益率は2004年の4.0%から2008年には5.2%に向上。鹿島建設や大林組などの大手ゼネコンの営業利益率が3%未満に低下しているのに比べると、好業績である。もちろん、公共事業から撤退した事による副作用として売上高が2004年の931億円から780億円まで低下したが、営業利益で考えると2004年の37億円から2008年には40億円に増加。高利益の健全な体質になっている。
我々IT業界の1企業でも矢作建設工業を見習うことはできないだろうか?おもしろいと思ったのは大手が必死で受注に走る公共事業から手を引いているところ。ただ、IT業界では必ずしも官公庁案件=利益率が低いというわけでは無いようだ(NTTデータは営業利益率10%。富士通は3%前後で苦悩してるが)。まだまだIT業界は成熟しておらず、差別化が図りやすい土壌だということだろうか?
もう一つ興味を引かれたのは、紹介記事に書いてある「川下」でのビジネス。これは施工後の建物に対して後付で耐震補強をするビジネスなのだが、これが好調らしい。システム開発で言うところの、運用フェーズでの周辺開発ってところか。保守・運用はうちの会社の強みであるし、周辺開発での実績もあるので、強化していくのが面白いかも。
公共事業をやめて強くなったゼネコン:NBonline(日経ビジネス オンライン)

2008年5月17日土曜日

Advanced[es]からブログを書いてみる

自分はケータイとしてAdvanced[es](以下アドエス)を使用している。せっかくフルキーボードが着いているので、アドエスからブログを投稿できないかなーと調べたところ、「MackyBlogPocket」というブログ投稿ツールを発見。
作者のサイトはすでに閉鎖されているのだが、有志がインストールパッケージをアップしてくれているのを見つけ、喜び勇んでインストール。
会社帰りのバスの中で使っております。
うまく投稿できるかな?

お。ちゃんと投稿できている。
と思いきや、追記に失敗。
惜しいなあ。
でも、MovableTypeの投稿画面はアドエスで開くには重すぎるから、結構便利かも。

2008年5月16日金曜日

進化するハードウエアに追いつけない日本のソフト産業 ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS

日本のIT業界は、ハードウェアに比べてソフトウェアの価値がまだまだ低く扱われており、ソフトウェア開発のやり方が発展していない」という論評。

この主張には大いに賛成。 日本のIT業界って結局のところ箱(ハードウェア)を作る・売るに偏りすぎていて、その箱を使ってどのようなサービス(ソフトウェア)を提供するのかというあたりがおざなりになっている

例えば、最近SHARPが発表したスマートフォン(?)である「Ultra Mobile Willcom D4」などが良い例。スマートフォンにあろう事かWindows Vistaを入れちゃった。「PCと同じソフトが動けば、とりあえず便利になるはず」という安直な発想が見え見え。モバイル端末はデスクトップとインターフェース(画面・キーボードサイズ、マウス有無など)が全く異なるのだから、同じソフトウェアでも使い勝手が全く異なる。だから、ソフトの使い勝手を考えれば、インターフェースに応じてソフトも当然異なるべきなのだ。それをやらずにハードウェアでがんばりすぎるから、日本のソフトウェア製品はイマイチなのだろう。

日本ではプログラマーの地位も低いし。上流・下流とか言って分析・設計を贔屓して、実装を肉体労働扱いするから、プログラマー経験無しに業務分析だの概要設計だのしかやったことのないSEが増えるわけですわ。で、そういうSEさん達は実現不可能なシステム設計をして、プロジェクトを破綻させるわけですわ。分析も設計も実装も、単なる役割分担に過ぎないのに。

進化するハードウエアに追いつけない日本のソフト産業 ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS