常駐先のお客さんは、今日が新人の配属日。同じフロアの別グループで、新人の女の子達が恥ずかしそうにしながら、自己紹介と今後の意気込みを社員一同の前で話していた。
初々しくて良いねえ。
新人は全部で4人いたのだが、全員女性。さすが社員の半分以上が女性というだけのことはある。IT業界では考えられない。お客さんはクレジットカード会社だが、女性が多いのは業界の特質というわけではなく、会社の風土によるものらしい。「女性が働きやすい会社ランキング」の上位にランクインする位だから、設備や制度に気を配っているのだろう。
組織にとって男女比率のバランスが取れているのは大変望ましいと思う。男性ばっかりとか女性ばっかりでは、組織全体として考え方が偏ってしまい、柔軟性に欠けることになる。だから、日本IBMなどでは、新卒採用時は意図的に男女半々、文系理系半々にしているのだと聞いたことがある。
それに、共同作業をする時は、色々な考え方の持ち主が知恵を出し合った方が、結果的に良いアイデアが多く出る。実際、自分が前の会社で新人研修を受けていた頃、いくつかの班に分かれてブレーンストーミングをやったのだが、一番多くのアイデアを出した班は、男女の人数比が一番バランスの良かった班だった。
ちなみに、うちの会社は新卒が3名で全員男。人財採用部長が新卒採用で一生懸命がんばっているが、女性採用には難航している模様。うちの会社も組織全体の柔軟性を持つためにも、女性が働きやすい環境を作っていきたいね。
お客さん先から何か盗めるものがあるかしら?
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